卒業式も間近です…

昨日は小学校でお世話になった先生方をお招きして、感謝の気持ちを伝える『祝う会』というのがありました。謝恩会というやつですかね。


一年生の時からお世話になった担任の先生方、全員の方が来て下さいました。公立の小学校では、3年〜5年位で転任して行かれるので、3名の恩師と副校長先生がわざわざ他校から駆け付けて下さいました。懐かしいお顔に、今は大きく成長した子供たちの一年生の時の顔が重なって胸が熱くなりました。もう泣いてる私。うちの学校は一学年ひとクラスの小さな学校です。でも単学級の良い面が生かされている、あたたかい日だまりのような学校でした。とにかく、うちの二人の子供たちは『学校を休みたくない』『学校が大好き』で六年間、楽しく通っていました。全校で欠席者0の日が何日も続いたりするのは、全体が、そんな雰囲気に包まれているのだと思います。本当に良い学校だった。少子化で小さい学校がどんどん廃校になったり統合されたりしますが、せめて小学校までは、地域に根差し、地域で子育てをできる環境を大切にしてほしいなあ。人を育てているのですからね。
兄の時から通算11年間。朝の読み聞かせに参加したり(保護者が二週間に一度、朝の時間に本を読んであげるの)我が子のクラスだけではなく、他学年のクラスにも行き、たくさんの本を読ませて頂きました。


運動会のPTA競技では、毎年、司会進行役。そりゃあ、張り切って盛り上げましたよ〜!ギャラもらってもいいくらいの!二年に一度の学芸会では、脚本、演出、授業にも参加させて頂きました。
五年生の時は、『五年一組の世にも奇妙な物語』(パクり〜いや、パロったと言ってよ。)
脚本は起承転結の『起』と『結』を私が書いて、『承』『転』を子供たちに書かせました。ま、かなりの手直し、余儀なく…ハハハ(小学校の学芸会って、二週間くらいの時間でうわってやるので、先生一人では大変な行事。だから学芸会をやめて、合唱コンクールに切り替えてる学校が多いんです。)だから、この五年生での取り組みはかなり早い段階から、子供たちをまきこんで、じっくり取り組みました。私が一番感じてほしかったのは、『達成感』
終わったあとの子供たちの、なんともいいようのない高揚感。満たされたみんなの顔がはっきりと浮かびます。
衣装!といえば、おかんたちがワッと集まる!本当に仲間に恵まれてるなあ〜私。そう思うと、また涙…。
そうだよ、あたし最後の閉めの挨拶なのに!予想どうり、鼻をすすりながらの涙の挨拶。卒業式はバスタオルを持って行きま〜す。あ〜春、出会いと別れの春なのですねえ。